
15日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比330円ほど安い2万8200円台後半で推移している。下げ幅は一時350円を超えた。米株価指数先物が日本時間15日午後の取引で一段安となり、日経平均先物にも短期筋の売りが断続的に出ている。日経平均の戻りの鈍さを嫌気した売りも出やすく、主力銘柄が下げている。
りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャーは「国内の新型コロナウイルスの新規感染者数の増加だけでなく、米国や中国など海外経済の減速懸念といった内外の悪材料を意識した売りが出やすくなっている」とみていた。主力企業の4~6月期決算では製造業を中心に好業績への期待があるものの、株価に織り込むのは早計との見方から、足元では売りが優勢となっている面もある。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3904億円、売買高は6億6162万株だった。
日本取引所は一段安。日立や京成、マツダも下げている。一方、神戸鋼や日本製鉄は高い。スクリンも上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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