ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間5日早朝の時間外取引で、1バレル=61ドル台で軟調に推移している。
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が今年5月から7月にかけて市場への原油供給量を段階的に増やすことで 合意したことが影響した。一方、サウジアラビアはアジア向け全ての原油グレードの公式販売価格(OSP)を引き上げた。
サウジの国営石油会社 サウジアラムコは、アジア向けの5月積みOSPを20-50セント値上げする。アラビアン・ライトについては4月から40セント引き上げ、中東産原油の指標価格を1.80ドル上回る価格に設定した。アジア地域の景気回復へのサウジの自信の表れと受け止められる。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は、シンガポール時間午前6時59分(日本時間同7時59分)時点で、0.4%安の61.22ドルで取引された。
原題:Oil Drops After OPEC+ Decides on Gradual Easing of Supply Curbs、 Saudis Hike Oil Prices for Key Asia Market in Sign of Confidence(抜粋)
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