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TOPIX小反発、景気や企業業績の回復期待-電機や情報・通信高い - ブルームバーグ

Buildings and pedestrians reflected on an electronic stock board outside a securities firm in the Shinjuku district of Tokyo, Japan, on Wednesday, Feb. 17, 2021. A surge in Japanese shares this week has pushed the Nikkei 225 past the 30,000 level for the first time since 1990.

Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg

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東京株式相場はTOPIXが小反発。世界景気や企業業績の根強い回復期待に前日の大幅安の反動も加わり、電機など輸出関連、情報・通信、商社株主導で高くなった。時価総額上位銘柄は軟調で、日経平均株価は続落。

  • TOPIXの午前終値は前日比5.49ポイント(0.3%)高の1959.83
  • 日経平均株価は10円86銭(0.04%)安の2万9685円77銭
  • 東証33業種では医薬品や証券・商品先物取引、機械、陸運、保険、精密機器、銀行が下落-鉄鋼やゴム製品、海運、ガラス・土石は上昇

市場関係者の見方

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 昨日は米株はあまり落ちておらず日本株だけ急落した部分が戻している、押し目買いの動き
  • 国際通貨基金(IMF)予想はV字回復だが来年再来年の成長のほうが大事で、コロナショック以降は先の期待を織り込んできているため相当先の目線が上がってこないとポジティブサプライズになるのは難しい
  • 成長率が高まること自体は悪くないが、あとはマーケットと実態のかい離が許容範囲なのか、そこが問われている

いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員

  • 米国、日本株ともに業績期待で大きく上昇してきた、決算発表を前にテクノロジーなど時価総額上位銘柄中心に利益確定売りが出やすくなっている
  • 決算で業績改善度合いが予想に比べてどの程度なのかを確かめたいとの様子見ムードが強い
  • 景況感と企業業績は基本的に良好、各国は景気刺激策を緩めないとみられるためIMFの成長率見通しはさらに上方修正されるだろう

背景

  • 米国株 反落、テクノロジー株などに売り-米10年債利回りは1.66%と4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下
  • 米国、2022年北京冬季五輪の共同ボイコットを 検討-米国務省報道官
  • 世界成長率予想を上方修正、日本の21年実質 国内総生産予想は3.3%増に引き上げ-IMF
  • ドル・円相場は一時1ドル=109円50銭台、前営業日の日本株終値時点は110円17銭
反発

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