任天堂の決算が発表
2021年5月6日、任天堂が2021年3月期決算短信を発表。売上額は前年比34.4パーセント増の1兆7589億円、営業利益は同81.8%増の6406億円、純利益は同86.7%増の4803億円の利益を計上した。
主要ソフトの累計販売本数情報も更新され、『あつまれ どうぶつの森』が3263万本、『マリオカート8 デラックス』が3539万本などとなっている。
[任天堂HP]「2021年3月期 決算短信」等を掲載しました。 https://t.co/REvh2SovbM
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) 2021-05-06 16:09:15
公開された決算資料によると、ゲーム専用機の売上高は前年比35.6%増の1兆7000億円、売上総利益は同51.2%増の9704億円となっている。
当期(2020年4月~2021年3月)に、Nintendo Switchは全世界で2032万台、Nintendo Switch Liteは851万台を販売。ソフトウェアは2億3088万本を販売している。
ソフトでは『あつまれ どうぶつの森』は2085万本(累計3263万本)、『マリオカート8 デラックス』は1062万本(累計3539万本)を売り上げたと発表している。
発表資料の中では、Nintendo Switchの2021年1月~3月期(第4四半期)の販売台数は、2020年3月20日に『あつまれ どうぶつの森』が発売され過去最高だった前年同期を上回ったとも公表。ソフトウェアについても、年明け以降もハード同様販売の勢いが継続したとしている。
デジタル売上高比率が40%を超える
そのほかに特筆すべきはデジタル売上高、さらにその比率(ソフト売上高に占めるデジタル売上高の割合)。
パッケージ併売ダウンロードソフト、ダウンロード専用ソフト、ダウンロードコンテンツ販売額、Nintendo Switch Onlineなどの売上高を合算したもので、金額は2041億円から3441億円に、割合は34%だったものが42.8%に増加となった。
これはNintendo Switch Onlineなどのサービス料金も含まれるため、すべてのゲームソフトの販売本数のうち40%以上がダウンロード版での販売だったとシンプルに言えるわけではないものの、ダウンロード版での販売数自体も増えていることは想像に難くない。オンラインサービスやダウンロードコンテンツ販売など物理メディアによらない売上が、一層伸長したことを示していると言えるだろう。
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