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日本株続伸へ、米雇用改善やインフレ懸念後退を好感-輸出や金融上げ - ブルームバーグ

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東京株式相場は続伸の見込み。米国で雇用指標が改善する中でインフレ懸念は後退したことを好感し、電機など輸出関連、銀行や証券など金融株中心に高くなりそう。銅など金属市況上昇を受け、非鉄金属や商社も高くなる。

  • 米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は2万9365円と、大阪取引所の通常取引終値(2万9310円)に比べ55円高
  • 米国株は 上昇、ダウ平均は連日最高値-10年債利回り1.57%

市場関係者の見方

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト

  • 米新規失業保険申請の減少はワクチン接種の進展や移動制限の緩和で雇用需要が増加していることを反映している
    • 4-6月期の米景気は加速するだろう
  • 国内の緊急事態宣言の延長は良いこと、新規感染者数が明確に低下していない中で中途半端に解除すると前回のようにその後増加しかねない
  • ただ、きのうの日本株は買い戻しから上げ過ぎた、その反動は上値での重しになる

背景

  • 米新規失業保険申請、パンデミック入り後の 最少-予想以上に減少
    • 米労働生産性、1-3月速報値は5.4% 上昇-予想4.3%上昇
  • バイデン米政権、一部中国企業への投資禁止を 継続する公算大-関係者
  • 緊急事態宣言 延長、菅首相が表明-都は「31日まで」要請

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