【第1部】配当落ちで売り物がちとなり、日経平均株価は前日比15円36銭安の2万9369円16銭、東証株価指数(TOPIX)は21.13ポイント安の1972.21と、ともに下落した。
東証1部の銘柄の78%が値下がりし、値上がりは18%だった。出来高は6億2770万株、売買代金が1兆2005億円。
業種別株価指数(33業種)は保険業、パルプ・紙、電気・ガス業の下落が目立ち、上昇は空運業、海運業、ゴム製品。
個別銘柄では野村が売られ、三菱UFJ、三井住友もさえない。トヨタが値を下げ、任天堂は軟調。かんぽは急落。王子HDが下押し、東電力HDは弱含み。半面、ソフトバンクGがしっかり。ファーストリテは大幅高。東エレク、キーエンスが値を上げた。ANA、JALは大幅高。郵船も買われた。ブリヂストンは強含み。
【第2部】続落。Abalanceが軟調で、MCJは反落した。野村マイクロ、アトムは上昇。出来高1億4529万株。
▽方向感を欠く
特段の手掛かり材料が乏しい中、3月期末配当の権利落ち日のため、値下がりする銘柄が多かった。日経平均株価は方向感を欠く推移で、前日の終値を挟んでもみ合う展開だった。小安く始まったが、その後は切り返す場面もあった。
市場関係者によると、配当落ちによる日経平均への影響は178円程度とみられる。この額を差し引くと日経平均は小幅に上昇したことになり、新型コロナウイルスで打撃を受けた経済からの回復期待などが下支えとなった。
市場では「きょうはプラス圏とマイナス圏をさまよう展開が続くのではないか」(大手証券)との声が聞かれた。
225先物6月きりは上昇。株価指数オプション取引はプットは値下がり、コールは値上がり。(了)
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