【ニューヨーク=小林泰明】ソフトバンクグループ(SBG)が出資する米シェアオフィス大手「ウィーワーク」は26日、米株式市場に上場する「特別買収目的会社(SPAC)」と合併する形で、今年後半にも上場すると発表した。ウィー社は2019年に上場を計画していたが、経営難で撤回に追い込まれていた。
未上場企業の買収を目的に上場しているSPACとの合併を通じて上場する仕組みを使う。通常より上場手続きを短縮できるとされる。ウィー社と合併するSPACは、新興企業に投資するベンチャーキャピタルが手がけ、米ナスダック市場に上場している。ウィー社の企業価値は90億ドル(約9800億円)を見込む。
ウィー社は19年に上場を目指したが、収益性の問題や経営トップの不祥事が相次いで発覚し、上場を中止。SBGが金融支援に乗り出し、経営再建を進めてきた。
SBG副社長でウィー社幹部のマルセロ・クラウレ氏は26日の声明で「ソフトバンクはウィーワークのビジネスに常に可能性を見いだしてきた。未来像の実現に向けてまた一歩前進した」と述べた。
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