経団連の中西宏明会長は健康状態の悪化で会長職を続けることが困難になったとして、2期4年の任期の途中で退任する意向を固めました。経団連は後任の会長に大手化学メーカー「住友化学」の十倉雅和会長をあてる方針を固めました。
経団連の中西会長は大手電機メーカーの日立製作所の会長を務める一方で、平成30年5月に経団連会長に就任しました。
しかしおととし、体調を崩して入院し、検査の結果、リンパ腫であることを明らかにしました。
その後、病状が落ち着いて安定した状態になったとして、いったんは退院して業務に復帰したものの、去年7月、再び入院し、リンパ腫が再発したと発表していました。
関係者によりますと中西氏は先月ごろから病状が悪化したということで、会長職を続けることが難しくなったとして、退任する意向を固めたということです。
これを受けて経団連は後任の会長に「住友化学」の十倉雅和会長をあてる方針を固めました。
十倉氏は70歳。おととしから住友化学の会長を務め、経団連では副会長を経て現在は審議員会の副議長を務めています。
経団連は10日午後、中西会長の退任と新会長の就任について記者会見をして説明することにしています。
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