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今日の株式見通し=弱含み、ビットコインの急落に警戒感 - ロイター (Reuters Japan)

[東京 24日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みの展開が想定されている。前週末の米国株式市場は、インフレ懸念がくすぶる中、まちまちの展開。市場では暗号資産(仮想通貨)の急落が警戒されており、きょうは新規材料に欠けるなか、1日を通してビットコインをはじめとする仮想通貨と米株先物の値動きをにらみながらの展開となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万8100円─2万8500円。

前週末21日の米国株式市場はダウが小幅に続伸し、ナスダック総合とS&P総合が小幅に反落した。5月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は61.5と市場予想の60.2を上回り、同統計が改定された2009年10月以降で最高となった。堅調な経済指標によって利上げの可能性が高まり、グロース株を圧迫した。

現在のドル/円は108.90円付近で、前週末午後3時時点の108.74円からやや円安。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万8380円と前営業日終値からほぼ横ばい圏での推移となっている。

市場では、仮想通貨の急落が警戒されている。23日の取引でビットコインは一時17%超下落し、6393.08ドル安の3万1107.46ドルで安値を付けた。今年の高値(6万4895.22ドル=4月14日)を50%以上下回る水準となり、投資家心理の重しとなりそうだ。

市場では「ビットコインは過剰流動性相場の指標のようなもの。ビットコインが下がると過剰流動性相場が不安定と捉えられ、IT関連をはじめとするグロース株が売られる可能性がある。きょうは積極的な買い材料もないことから、暗号資産やナスダック先物の値動きに左右されやすい一日となりそうだ」(国内証券)との声が聞かれる。

主なスケジュールでは、国内で4月ショッピングセンター売上高(日本ショッピングセンター協会)、米国では4月シカゴ連銀全米活動指数 の公表などが予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均      28317.83 30714.52 27002.18

+219.58 2021年2月16日 2021年1月6日

シカゴ日経平均先物6月限 28380(円建て)

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