
河野行政・規制改革相は10日の記者会見で、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン計5万2800回分を緊急事態宣言が発令中の6都府県に16日から供給すると発表した。政府は200万回分を確保しており、今後は対象地域を拡大する方針だ。
優先的に配分するのは、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄の6都府県。千葉県の2万1200回分が最も多く、沖縄県の100回分が最も少ない。
厚生労働省によると、アストラゼネカ製の接種は計13会場で予定されている。東京と大阪は各2か所、埼玉は3か所、千葉は4か所で、神奈川、沖縄は各1か所としている。
河野氏は、初回の供給が確保量の2・6%にとどまったことについて、6都府県が希望量を回答する期間が短かったためとの見方を示した。追加供給にも応じる考えで、「必要とされる方に円滑に接種していただけるよう対応したい」と語った。
6都府県以外には、一律各1000回分を上限に供給する。このうち、まん延防止等重点措置を適用中の13道府県には、6都府県に配分後に余剰があれば、さらに上積みを検討する。
アストラゼネカ製は、原則40歳以上が対象となる。40歳未満でも米ファイザー製や米モデルナ製の成分にアレルギー反応が見込まれる人なども接種できる。
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