パウエルFRB議長のジャクソンホール講演待ち、ドル円110円台前半=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、様子見ムードが広がっている。日本時間午後11時の米ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演待ちとなっている。各市場とも方向感に欠ける動き。米株先物は小幅高での揉み合い。欧州株は前日終値を挟んだ推移。NY原油先物は68ドル台で上昇一服。為替市場はまちまち。ドル円は110円台割れとなったあと、すぐに110.10台へと戻している。米10年債利回りは1.34%付近での推移で方向性をみせず。クロス円はドル円の戻りとともにやや円安方向への動き。ユーロ円は129円台半ばへ、ポンド円は151円近辺へと小高い。ドル相場は前日並みの水準での推移。ユーロドルは1.17台後半、ポンドドルは1.37台前半と東京朝方からはやや買い戻されている。
ドル円は110円台前半での取引。ロンドン朝方に109.89レベルまで下押しされたあとは、すぐに110円付近に戻した。その後は買いが優勢となり、本日の高値を110.16レベルに更新している。ただ、手掛かりとなる米10年債利回りは1.34%付近で方向性をみせず。欧州株や米株先物も小動き。パウエルFRB議長の講演待ちになっている。ボスティック・アトランタ連銀総裁が、10月に債券購入ペースを調整することが適切だ、と述べたが特段の反応はなかった。
ユーロドルは1.17台後半での取引。東京朝方に1.1742レベルまで下押しされたあとは、買い戻しが入った。ロンドン朝方には1.1771レベルまで高値を伸ばしている。その後は1.1750-60レベルに落ち着いた。ユーロ円は小高い動き。129円台前半から129.50台へとじり高の動き。欧州株や米株先物は揉み合い商状となっており、様子見ムード。対ポンドではやや売られた。
ポンドドルは1.37付近での取引。東京朝方につけた1.3680レベルを安値に、その後は買い戻されている。ロンドン朝方には1.3721レベルの高値をつけた。その後は1.3700レベルを挟んだもみ合いとなっている。ポンド円は150円台後半から買われて、一時151.08近辺に高値を伸ばした。その後は売買が交錯しており150円台後半から151円ちょうど付近で推移している。ユーロポンドは0.8580台から0.8570近辺へと小幅に下げている。値幅は限定的。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。
からの記事と詳細
https://ift.tt/3kzg2jC
ビジネス
Bagikan Berita Ini
0 Response to "パウエルFRB議長のジャクソンホール講演待ち、ドル円110円台前半=ロンドン為替概況 - みんかぶFX"
コメントを投稿