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JR神戸線、朝の通勤帯で運行間引き 加古川線など昼間半減 ダイヤ改正 - 神戸新聞NEXT

 JR西日本は17日、来年3月12日のダイヤ改正で、普通と快速列車など約500本を廃止、区間短縮すると発表した。新型コロナウイルス禍による経営環境の悪化、行動変容に対応する。兵庫県内では、神戸線で平日朝の通勤時間帯の本数を減らすほか、加古川線と姫新線で平日昼間の一部時間帯の運行を1時間1本に半減させる。

 今秋に続く見直しで、JR西によると、国鉄民営化以降で最大規模。管内列車走行距離ベースで現行の約4%減に当たる。

 神戸線は、三ノ宮から大阪方面で平日午前7時台発の快速1本、同7、8時台の普通各1本を間引く。西明石方面は同8時台の普通1本を廃止する。

 新快速は同6~8時台の本数は変わらないが、平日午後6時52分と同7時7分大阪発網干行き2本の運行を取りやめる。

 加古川線は、平日午前9時~午後3時台の加古川から西脇市方面行き、厄神から加古川行きを1時間2本から1本程度に減らす。

 姫新線も、平日午前10時~午後2時台の播磨新宮から姫路行きを1時間1本程度に半減させる。

 ダイヤ改正に合わせて、特急列車「きのさき」「こうのとり」、新快速「Aシート」は現在一部としている指定席を全席に広げて、需要拡大を狙う。(大盛周平)

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