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政府の「接種証明アプリ」は普及するのか マイナンバーカード所持が前提 自治体独自のアプリには成功例も - ZAKZAK

政府の「接種証明アプリ」は普及するのか
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デジタル庁は20日、新型コロナウイルスワクチンの接種証明アプリを公開する。書面で交付されている接種証明をスマートフォンでできるようにして利便性を高める狙いだが、申請にはマイナンバーカードが必要になるなど「利用へのハードルが高い」という指摘もある。普及するのか。

電子証明書はスマホ上で専用アプリから申請や表示が可能で、接種日、ワクチンメーカーなどを表示する。QRコードを表示し、専用機器で接種情報を読み取ってもらうことも可能だ。

緊急事態宣言時の「ワクチン・検査パッケージ」などでの利用を想定しており、飲食店やイベント会場での提示が主な使い道になりそうだ。

ただ、電子証明書の申請には本人確認のため、スマホにマイナンバーカードをかざし、暗証番号を入力する必要がある。カードを持っていない人は申請から始める必要があるが、取得までには約1カ月かかる。

ITジャーナリストの三上洋氏は「2回のワクチン接種を完了した国民は全体の8割弱にあたり、マイナンバーカードを所持しているのは約4割なので、政府のアプリを利用できる人はかなり限られる」と指摘する。

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