9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末に比べ280円ほど高い2万4600円台前半で推移している。上げ幅は一時300円を超えた。米大統領選で民主党のバイデン候補が当選を確実にし勝利宣言したことを受け、米政治の先行き不透明感が後退。投資家が積極的に運用リスクを取る「リスクオン」の動きが強まっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
6日発表の10月の米雇用統計(速報値)で非農業部門の雇用者数が市場の予想以上に増え、米景気の減速懸念が和らいだのも日本株の支えとなっている。市場からは「米大統領選の勝敗がほぼ付いたことで、懸案の追加経済対策が決まり、米経済の回復が進むとの期待が広がっている」(国内証券ストラテジスト)との声が出ている。
個別ではホンダ、トヨタ、NTT、ソフトバンクグループ(SBG)、エムスリー、HOYAが買われている。一方、エーザイは売り気配。アルツハイマー型認知症治療薬について米食品医薬品局(FDA)が有効性に対して否定的な見解を公表し、売りがかさんでいる。参天薬、JAL、ミネベアミツミが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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