大阪府は近く大阪市の「Go To トラベル」一時停止を国に要請する(21日、大阪・道頓堀)
政府は観光需要喚起策「Go To トラベル」の一時停止措置を巡り、感染拡大地域への既存予約も割引対象から外す調整に入った。キャンセルで生じた費用は国が全額負担する。新規予約の一時停止とあわせ、早期に新型コロナウイルスの感染を抑え込む。
大阪府と北海道は近くそれぞれ大阪市と札幌市の一時停止を国に要請する。政府は申し出を受け入れ、月内にも両市を外す。
トラベル事業が一時停止となった場合、旅行の割引が利かず通常料金となる。利用者に解約を促し、感染拡大地域への人出を抑える。利用者のキャンセル代を無料とし、国が事業者にキャンセル料を補償する。
一時停止の期間は3週間程度とする案があり、地域の特性などをみて詳細を決める。感染が縮小傾向に戻れば再び適用を認める。
一時停止する地域の基準は感染状況の判断に使う4段階の指標で2番目に深刻な「ステージ3」とする。都道府県単位にこだわらず、政令指定都市といった個別の都市に限定して柔軟に運用できるようにする。
感染拡大地域の住民による他地域への旅行は妨げない。同事業による割引を引き続き認め、経済の大幅な落ち込みを防ぐ。
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