【NQNニューヨーク=岩本貴子】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発した。前日比45銭円高・ドル安の1ドル=110円20~30銭で取引を終えた。16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で2023年の利上げ開始予想が示されたのを受けて同日に円売りが進んだ反動で、17日は円買いが優勢だった。
17日の米債券市場で長期金利が低下し、日米金利差の拡大が一服したのも円買いにつながった。17日の株式市場でダウ工業株30種平均が続落し、低リスク通貨とされる円にリスク回避の買いが入った面もあった。
円の高値は110円17銭、安値は110円69銭だった。
円は対ユーロで続伸し、前日比1円55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円20~30銭で取引を終えた。対ドルでユーロ売りが続き、対円にも波及した。
ユーロは対ドルで続落した。前日比0.0090ドル安い1ユーロ=1.1900~10ドルで終えた。FRBのタカ派的な姿勢を受けたドル買い・ユーロ売りが続き、ユーロは一時1.1890ドルと4月中旬以来の安値をつけた。
ユーロの高値は1.1951ドルだった。
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