今週のNY市場は米6月雇用統計に注目。先週は早期利上げに対する過度な警戒感が和らぐ中、インフラ投資でバイデン政権と超党派の上院議員が合意に至ったことや、株主還元策の制限が解除された金融株が上昇し主要3指数がそろって反発。S&P500とナスダック総合は史上最高値を更新した。今週は週末7月2日に米6月雇用統計が発表されるほか、29日に米6月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、7月1日に米6月ISM製造業PMI、新規失業保険申請件数が発表される。雇用統計は非農業部門雇用者数が5月分の55.9万人増から67.5万人増に改善が見込まれ、失業率も5.8%から5.7%に低下が予想されている。経済指標が大きく上振れとなれば、早期利上げやテーパリング開始の警戒感が再び高まることも予想され、指標結果に要注目。企業決算はコンステレーション・ブランズ、マイクロン・テクノロジー、ウォルグリーン、マコーミックなどが発表予定。
今晩の米経済指標・イベントは6月ダラス連銀製造業景況指数、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁パネルディスカッション参加、バーキン米リッチモンド連銀総裁講演など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:6月28日、14:00)
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