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2020年度の景気はコロナ禍で急激に悪化し、戦後最大のマイナス成長を記録した。だが、国税収入は意外にも底堅く推移している。
月次の動向をみると、税収は2020年8月から12月まで前年対比で減少したが、今年に入ってから増加が続いている。2020年度の税収を昨年4月に収納された分から今年4月に収納された分(※)までを累計すれば49.8兆円となり、前年同期を0.1兆円分、比率でみれば0.3%分上回っている。
(※)「年度」と言えば、通常は当該年の4月から翌年3月までの期間を指すが、年度内に全ての税金の収納が完了するわけではない。翌年4~5月が出納整理期間に位置付けられ、5月末までに収納される分を以って当該年度の税収が確定する。すなわち、毎年4~5月に収納される税収は、前年度分と当年度分の2種類ある。今回は2020年度分を集計している。
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0 Response to "庶民感覚とはほど遠いが・・・コロナ禍なのに税収が底堅いワケ 2020年度は戦後最大のマイナス成長だが税収増のサプライズ(1/4) - JBpress"
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