「10年乗っても大丈夫」宣言!
トヨタbZシリーズ第一弾
トヨタは2021年10月29日(木)、新型のバッテリーEV(BEV)「bZ4X」の詳細を発表しました。
スバルと共同開発したミディアムセグメントSUV型のbZ4Xは、今後トヨタがグローバルに展開していく「bZ」シリーズの第一弾。4Xを皮切りに、トヨタはbZシリーズをフルラインアップで展開していくといいます。
BEV専用プラットフォームで広い室内空間を確保し、遮音性の高いガラスなどを採用し静粛性を高めているといいます。駆動系にはスバルのAWD(4WD)技術「X-MODE」を採用。オフロードにも対応した高い走破性を実現しているとのこと。
バッテリーの性能については、従来のEVの常識を覆すかもしれません。特に冬場の航続距離確保に注力したといい、一充電あたりの後続距離は500km前後(FWD車)。電池容量維持率は10年後(または24万km走行)でも90%を目標に、「長く使えるEV」を目指したといいます。充電時間も短く、30分で80%まで充電が可能だそうです。
さらに、屋根にソーラーパネル装着車を設定し、1年間で走行距離1800kmに相当する電気を生み出すことで、充電スタンドがない駐車場でも充電可能にするとか。
また一部車種には、電子制御によりホイールとタイヤのあいだに機械的なつながりを一切なくしたステアバイワイヤシステムを採用し、円ではない、まるでゲーム機のハンドルのような異形ステアリングホイ-ルを組み合わせているそうです。
トヨタはbZ4Xを中国・米国・欧州・日本などで2022年央から発売し、2025年までにbZシリーズ7車種を導入する予定だということです。
【了】
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