ＳＫＥ４８・松井珠理奈、卒業公演中に髪を１０センチカットラストは自身作詞の未発表曲披露 - スポーツ報知

　ＳＫＥ４８の松井珠理奈（２４）が１１日、名古屋・日本ガイシホールで卒業コンサート「～珠理奈卒業で何かが起こる！？～」を開催した。

　コロナ禍により半年遅れで迎えた卒業コンサートは昼・夜の２部公演。夜の部は「何かが起こる！？」のサブタイトル通り、“サプライズ”連続のステージとなった。１０日に卒業公演を行った高柳明音（２９）と「ＴＷＯ　ＲＯＳＥＳ」を歌うと、「１５分位で切ってきました」と１２曲目の「Ｐａｒｔｉｎｇ　ｓｈｏｔ」ではショートカット姿で登場し、会場を驚かせた。　アンコール５曲目の「僕は知っている」を歌い終えた松井は「とうとうこの時がやってきてしまいました。何を話そうか全然決めていなくて、１日通してやってみて、話そうと思ったことを話そうと思ったんですけど。普通だったらファンの方に『ありがとう』なんですけど、まずメンバーに私は支えられてきました」。

　そう言うと、目に涙をため、声を詰まらせつつ、メンバーへの感謝の言葉を並べた。「話したことないかもしれませんけど、１０回目の総選挙。前日のリハーサルからすごい悔しくて。『なんで名古屋ドームなのにＳＫＥ４８の曲が全然ないのか』、『なんかいつも損しているな』とか、『こんなに頑張っているのに届かないのか』。そんなことを考えていたらリハーサルに出られなくて。１人で部屋で泣いていて。多分、珠理奈がいない、リハを始められないとなったんでしょうね。メンバーが全員部屋に来てくれて。『うちらの珠理奈さんがリハ行かないんですか』って皆が駆け寄ってきてくれて。皆に引っ張られて、名古屋ドームのリハのステージに立てて。みんなが下から応援してくれて。あれがなかったらもっと早くぶっ倒れていて、総選挙にいなかったと思います。気持ちも体もつらかった。でも一番分かってくれるのはメンバーだから、私の後ろをついてきてくれていたし、いつの間にかメンバーに引っ張られてきたと思ったら、皆が頼もしくて。だから卒業を決められました」とお辞儀をして、メンバーが作った花道を歩き、退場した。

　ステージに残ったメンバーは、松井が作詞した未発表曲「オレンジのバス」を初披露し、卒業公演を締めくくった。

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