津阪直樹、ニューヨーク=真海喬生
米製薬大手バイオジェンと日本のエーザイが開発したアルツハイマー病の治療薬候補「アデュカヌマブ」の製造販売が、米食品医薬品局(FDA)に条件付きで承認されたことで、8日の東京株式市場ではエーザイ株に買い注文が殺到した。新薬の売り上げが伸びれば大きな利益が見込めるだけに、投資家の期待が高まった。
エーザイ株は8日午前の取引では、前日比19%高の9251円と値幅制限いっぱいの買い気配となり、売買が成立していない。
SMBC日興証券の太田千尋氏は「大きなポジティブニュースに市場が反応した。承認の可能性をある程度認識していたと思われる機関投資家ではなく、市場参加者の主力である個人投資家が主に買っているとみられる」と指摘する。
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