ホーチミン市では、市民を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種に向けて、年末までに810万回分のワクチンを確保する必要がある。これらのワクチンは、主に18歳以上の成人人口約720万人向けの2回目の接種に使用される。
市は今後4期に分けて接種プログラムを実施する。詳細は以下の通り。
◇第1期:270万回分余りを使用。
+8月29日~9月5日:成人人口の1回目の接種率を90%まで引き上げるべく、68万人に1回目の接種を行う。
+9月6日~10日:1回目の接種を終えた約200万人に2回目の接種を行う。内訳はアストラゼネカ(AstraZeneca)またはファイザー(Pfizer):73万3000人、モデルナ(Moderna):48万5000人、ファイザー:3万1000人、ベロセル(Verocell):84万人。
◇第2期(9月16日~30日):130万回分余りを使用。
+成人人口の1回目の接種率を100%まで引き上げるべく、72万人に1回目の接種を行う。
+1回目の接種を終えた約65万6900人に2回目の接種を行う。内訳はアストラゼネカまたはファイザー:50万人、モデルナ:1万8200人、ファイザー:700人、ベロセル:13万8000人。
◇第3期(10月1日~15日):1回目の接種でアストラゼネカまたはファイザーを投与された260万人に2回目の接種を行う。
◇第4期(10月16日~12月31日):1回目の接種で各種のワクチンを投与された140万人に2回目の接種を行う。
これにより、合わせて約810万回分のワクチンを投与する。このうち、1回目投与分が140万回分、2回目投与分が670万回分。なお、市は保健省から配分されるワクチンに加え、企業各社などのコネクションを活かしてワクチンを自己調達すべく努力している。
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