11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。一時は400円超上昇して10日に続いて2万5000円台に乗せ、1991年6月以来、約29年5カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスのワクチン開発進展を期待する買い注文が引き続き入り、取引時間中としてのバブル経済崩壊後の最高値を連日で更新した。
米大統領選を挟んで投資家の積極姿勢が強まっており、国内外の金融緩和を背景に、低迷する経済の実勢にそぐわない株高が一段と加速した。
午前終値は前日終値比432円93銭高の2万5338円52銭。東証株価指数は22.85ポイント高の1723.65。
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