【ワシントン=船越翔】米製薬大手ファイザーは18日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、最終段階の臨床試験で、参加者の95%に予防効果が確認されたと発表した。数日以内に米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する。
発表は今月9日の中間結果に続いて2回目。約4万3500人が参加した臨床試験で、170人に感染が確認された。このうち8人がワクチンを接種した人で、残り162人は偽薬を投与された人たちだった。ワクチンの深刻な副作用もなかったとしている。
ファイザーは中間結果では、「有効性は9割超に上る」と説明していた。年内に最大で5000万回分、来年に13億回分を生産する見通しで、日本政府も来年上半期に1億2000万回分の供給を受けることで合意している。
米バイオ企業モデルナも16日、開発中のワクチンで参加者の94・5%に予防効果があったと発表しており、実用化への期待が高まっている。
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