道内でも新型コロナウイルスの感染拡大が続いている中、大型連休最終日の5日、北海道の空の玄関口・新千歳空港はUターンラッシュのピークを迎え、大勢の人で混雑しました。
札幌市では4日、一日の感染確認が再び200人を超えるなど道内でも新型コロナの感染拡大が続いていますが、大型連休最終日の新千歳空港は道内のふるさとなどで過ごした大勢の人たちで混雑しました。
神奈川県相模原市から道内の実家に戻っていた70代の男性は「息子の仕事を手伝ったり、庭の手入れをしたりするために自分のふるさとに帰っていました」と話していました。
札幌市から鹿児島県の実家に戻る家族を見送りに来た50代の男性は「ゴールデンウィークにあわせて市内に転勤になりました。妻が一時鹿児島に戻るので、空港まで見送りに来ました」と話していました。
日本航空と全日空によりますと、4月29日から5月5日までの大型連休の期間に道内を発着する便の予約数は先月22日の時点で、新型コロナウイルスで大幅に減便していた去年の同じ時期と比べると、▼全日空がおよそ4.7倍に、▼日本航空がおよそ4倍に増えているということです。
一方で、新型コロナウイルスの影響がなかったおととしと比べると、▼全日空で41.7%、▼日本航空で44.7%に落ち込んでいます。
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