
【これからの見通し】年明け相場はコロナ感染関連で波乱含みに
いよいよ新年の相場が始まった。昨年末の米株が引け際に買いを強めて終えたことから、新年相場も好ムードでスタートを切っている。今年も各国中銀による超緩和政策の継続が株式市場の下支えとなりそうだ。昨年末からはビットコインも急騰しており、投資資金が活発に動き出した感がある。
その一方で、年末年始の新型コロナ感染拡大は落ち着き兆しをみせていない。米欧諸国ではロックダウン措置の延長が決定もしくは検討されている。いつまでこのような状況が続くのかはまだ不透明だ。日本でも一都三県の首長の要請もあって、菅政権が緊急事態宣言について検討を急いでいる。医療崩壊の危機と、経済活動の両天秤で厳しい局面を迎えている。一部報道では1か月程度が検討されているというが、コロナ拡大阻止に実効性のある措置がとれるのかどうかがポイントとなろう。
この後の海外市場では、好悪ムードが交錯した取引となりそうだ。年明けの米株動向が注目されよう。
この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ消費者物価指数(12月)、香港小売売上高指数(11月)、スイスSVME購買担当者景況指数(12月)、ドイツ製造業PMI・確報値(12月)、ユーロ圏製造業PMI・確報値(12月)、英製造業PMI・確報値(12月)、米製造業PMI・確報値(12月)、米建設支出(11月)など。
金融当局者の講演・イベント予定は、エバンス・シカゴ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁、レーンECBチーフエコノミストなど。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
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