デイトレーダーお気に入り銘柄反発、ロビンフッド取引制限緩和発表で - ブルームバーグ

28日に急落したデイトレーダーお気に入りの銘柄が、時間外取引で反発した。株式プラットフォームとして個人投資家に人気のロビンフッド・マーケッツが一部銘柄の取引制限を解除すると発表したことに反応した。

　　リテール投資家が熱狂する対象となりウォール街と米議会の注目を集めたゲームストップの株価は、ニューヨーク時間同日午後８時（日本時間29日午前10時）時点で61％高。空売り比率の高かった同銘柄は通常取引では６営業日ぶりに下落し44％安と急落していた。

ゲームストップ株の時価総額110億ドル消失、時間外では急反発 (2)

　　オンライン掲示板レディットのフォーラム「WallStreeetBets」上で人気を集めていた他の銘柄も反発。ネーキッド・ブランド・グループは通常取引でほぼ変わらずだったが、時間外で31％上昇した。ＡＭＣエンターテインメント・ホールディングスは57％急落後、43％上げた。Ｓ＆Ｐ500種株価指数先物は0.3％下落している。

　　ロビンフッドはこの日、一部銘柄の取引制限に踏み切ったが、29日から限定的な購入を可能にすると発表した。詳細は明らかにしていない。