26日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり157銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は反落。25日の米国市場でNYダウは3日続落し、36ドル安となった。バイデン政権が掲げる追加経済対策の行方に不透明感がくすぶるほか、製薬大手メルクが新型コロナウイルスワクチンの開発を中止すると発表したことも失望を誘った。ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新したが、本日の日経平均はNYダウが下落した流れを引き継いで125円安からスタート。寄り付き後も香港株などアジア市場が全般軟調だったことが重しになり、後場に28527.81円(前日比294.48円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前日比276.11円安の28546.18円となった。東証1部の売買高は10億7061万株、売買代金は2兆3130億円だった。業種別では、海運業、ゴム製品、非鉄金属が下落率上位だった。一方、電気・ガス業や水産・農林業など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の58%、対して値上がり銘柄は38%となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約85円押し下げた。同2位はエムスリー<2413>となり、ダイキン工業<6367>、バンナムHD<7832>、中外製薬<4519>、信越化<4063>、テルモ<4543>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>となり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。同2位はKDDI<9433>となり、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、セイコーエプソン<6724>、太陽誘電<6976>、日東電工<6988>などがつづいた。
*15:00現在
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