Search

みずほが落ちて、りそなが浮上…「メガバンク勢力図」がいよいよ変わるかもしれない - 現代ビジネス

みずほはなぜデジタル劣等生になったのか?

報道によれば、3月7日の午前8時ごろから4時間以上、みずほ銀行ATM(現金自動預払機)やインターネットバンキングで定期預金取引の一部ができなくなっていたとのことだ。

同行のATMは2月28日に大規模な障害を起こしていて、そのあと3月3日にもトラブルがあった。つまり、約1週間のうちに利用者に重要な影響を及ぼすトラブルが3回もあったことになる。

by Gettyimages

3回のトラブルの原因については、色々と伝えられているが、利用者は原因を知りたいのではなく「トラブル無くシステム(ATM)を運用してほしい」だけである。

特に、広範囲で通帳やキャッシュカードが吸い込まれたまま戻ってこないという現象はこれまで聞いたことが無い。利用者のイメージは、がた落ちだといえよう。

しかも、みずほ銀行は2002年と11年にも大規模なシステム障害を起こしており、その経緯についての本が多数出版されているほどだ。

2002年といえば、もう20年近くも前の話である。それなのに、「システム問題」は一向に改善されないどころか、今回の問題を見る限りむしろ悪化している。

また、金融庁は2013年、みずほ銀行に対し、暴力団構成員など反社会的勢力との取引を把握しながら2年以上、事実上放置していたとして、業務改善命令を発動している(金融庁発表行政処分内容)。この件においても、みずほ銀行のイメージは大きくダウンした。

現在のところ、規模の上では3大メガバンクの一角を占めているが、その地位をいつまで維持できるのであろうか。

今のところ3大メガバンクに大きく水をあけられているりそな銀行が「スーパーリージョナルバンク」(超広域地銀)として、みずほ銀行を追い落として3大メガバンクに並び立つ可能性がさらに高まってきたように思える。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/3llHJfH
ビジネス

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "みずほが落ちて、りそなが浮上…「メガバンク勢力図」がいよいよ変わるかもしれない - 現代ビジネス"

コメントを投稿

Powered by Blogger.