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【NY為替オープニング】ジャクソンホールでのテーパー計画発表の思惑後退 | 2021年08月23日(月)23時09分|FXニュース - ザイFX! - ザイFX!

FXニュース:2021年08月23日(月)23時09分

●ポイント
・米10年債利回り1.26%
・米・7月シカゴ連銀全米活動指数:0.53(予想0.12、6月:-0.01←0.09)
・米・8月製造業PMI速報値(予想:63.0、7月:63.4)
【経済指標】
・米・8月製造業PMI速報値:61.2(予想:62.0、7月:63.4)
・米・8月サービス業PMI速報値:55.2(予想:59.2、7月:59.9)
・米・8月総合PMI速報値:55.4(7月:59.9)
・米・7月中古住宅販売件数(予想:584万戸、6月:586万戸)
・ユーロ圏・8月消費者信頼感指数速報値(予想:-4.4、7月:-4.4)
・FDA、ファイザー製ワクチンを正式承認へ

  23日のニューヨーク外為市場では今週予定されている連邦準備制度理事会(FRB)のシンポジウムで、緩和縮小計画が発表されるとの思惑が後退しつつあり、ドルが続落した。本日は民間マークイットが発表する8月製造業PMI速報値
や7月中古住宅販売件数に注目が集まる。

新型コロナ変異株の感染拡大を受けて、当初、カンザスシティ、ジャクソンホールで開催が予定されていたFRBシンポジウムはビデオ形式に変更することが、カンザスシティ連銀により発表された。FRBが公表した7月FOMC議事録ではほぼんどのメンバーが年内の緩和縮小開始が適切を考えていることが明らかになったため、早くて、今週27日にこのシンポジウムで予定されている演説でパウエル議長が緩和縮小計画を発表するとの思惑が強まり、金利先高感がドルを押し上げていた。しかし、新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大により、先送り観測が強まり、ドルの上値を抑制している。

・ドル・円は、200日移動平均水準の107円56銭を上回る限り上昇基調。

・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.2009ドルを上回っている限り上昇基調。

ドル・円110円00銭、ユーロ・ドル1.1720ドル、ユーロ・円129円00銭、ポンド1.3680ドル、ドル・スイスは0.9165フランで寄り付いた。

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