
[東京 22日 ロイター] - <15:50> 日経平均・日足は「中陰線」、直近上げ幅の半値押し水準割り込む 日経平均・日足は上に上下に短いヒゲを伴う「中陰線」。5日安値2万8308円57銭から18日の 直近高値3万0485円00銭まで上げた幅の半値押し(2万9396円79銭)を割り込んだほか、一目 均衡表の遅行線(22日終値と同値)が終値を下回った。下値の目安として意識されていた半値押しの水準 がサポートラインとならなかったことで、一段と弱気に傾斜している。 今回の下押しによって、2万9500円以上の水準ではシコリ感が生じるような状況となったため、今 後は戻り売りの厚さが警戒されるようになる。5日安値まで距離を残すことから中長期的な上昇基調に変化 は見られないものの、本格的な戻り相場に転じるには日柄調整が必要になりそうだ。 <15:10> 新興株市場はまちまち、日経ジャスダック平均が12日続伸 新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は12日続伸、東証マザーズ指数は続落した。市場では 「1部市場での調整が少なからず新興株にも影響しているが、ジャスダックの堅調が続くなど投資家の物色 意欲が後退している訳ではない」(国内証券)との声が聞かれる。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.27%高。個別では、シンバイオ製薬 が商いを伴い堅 調に推移したしたほか、MICS化学 がストップ高となった。半面、メディアリンクス が 反落し、室町ケミカル もさえない。 マザーズ指数は前営業日比0.81%安。個別では、上場2日目となるココナラ に人気が一極 集中し、大幅高となった後は値を消し、小幅高の水準で大引けた。そのほか、ブティックス がスト ップ高となった一方で、BASE が軟調な展開となり、直近IPOのI−PLUG 、T. S.I も下落した。 <14:20> 日経平均は安値もみあい、需給悪化要因も手伝い重い展開続く 日経平均は安値もみあい。環境面の悪化だけではなく、需給悪化要因も手伝い重い展開が続いている。 期末接近とあって、機関投資家の決算対策の売りが観測される一方、「値がさ株については信用取引で買っ た投資家から投げ売りが出ている可能性もある」(国内証券)という。 <13:12> 日経平均は軟調、600円超安 ファーストリテは4%超下げ 日経平均は軟調。前営業日比600円ほど安い2万9100円台後半でのもみあいとなっている。個別 では、ファーストリテイリング が後場下げ幅を拡大し4%超安。日経平均を約160円押し下げる 要因となっている。TOPIXは下げ幅を小幅に縮小し、1%安の1990ポイント近辺での推移となって いる。 市場では「バリュー株・グロース株の中でも売られている銘柄は多く、バリュー株優位と一概には言え ない。複数の売り材料が重なっているほか、不透明な要因が多く、様子見ムードが強まっているようだ」( 国内証券)との声が出ていた。 <11:50> 前場の日経平均は大幅続落、一時700円弱の下げ 調整ムード広がる 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比543円15銭安の2万9248円90銭と大幅続落し た。米長期金利が一時1.7%台に再び乗せ、警戒感から幅広い業種で売りが先行した。 日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れ対象がTOPIX連動型に限定されたことや、ルネサス エレクトロニクス の工場火災など複数の売り材料が重なり、日経平均は一時684円42銭安の2 万9107円63銭の安値を付けた。 前週末19日の米国株市場はまちまち。フェイスブック やエネルギー株の上昇に押し上げられ、 ナスダック総合 が反発。一方、米連邦準備理事会(FRB)が大手行を対象にした自己資本規制で ある補完的レバレッジ比率(SLR)に関する緩和措置を延長せず、期限の3月末で終了すると発表したこ とを受け、金融セクターは軟調に推移した。 ピクテ投信投資顧問のシニアフェロー、市川眞一氏は「悪材料が重なったことが背景にあるが、根本の 部分は米国の長期金利上昇にあり、しばらく日柄調整が続くとみている」との見方を示した。「これまで株 価上昇の要因になっていた金余り状態に変化はないため、目先的に大きく崩れることもないだろう。今回の 調整は値幅ではなく日柄がポイントになり、当面は、もみあう展開になるとみている」(同)という。 TOPIXは10日ぶりに反落し1.11%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆435 2億6400万円。東証33業種中、輸送用機器、保険業、機械などの27業種が値下がり。半面、海運業 、鉄鋼、石油・石炭製品などの6業種は値上がりした。 個別では、ルネサスエレクトロニクス が3.91%安。19日に同社の那珂工場(茨城県ひた ちなか市)で発生した火災が嫌気された。半導体の供給懸念が広がり、トヨタ自動車 、ホンダ<726 7.T>などの自動車株も総じて軟調となった。 そのほか、日経平均への指数寄与度が高い銘柄が引き続き売られる展開となり、ファーストリテイリン グ は3.2%安。1銘柄で日経平均を約106円押し下げた。 東証1部の騰落数は、値上がりが753銘柄、値下がりが1352銘柄、変わらずが89銘柄だった。 <11:02> 日経平均は一時684円安、売り材料重なりTOPIXも軟調 日経平均は下げ幅を拡大し、一時前営業日比684円42銭安の2万9107円63銭の安値を付けた 。TOPIXも軟調となっており、1%超安の1990ポイント近辺。東証33業種では、輸送用機器、保 険業、機械、非鉄金属などの28業種が値下がり。海運業、石油・石炭製品、鉄鋼の5業種は値上がりとな っている。 個別ではファーストリテイリング が2%超安で日経平均を約80円押し下げている。東証1部 の騰落数は、値上がりが695銘柄、値下がりが1422銘柄、変わらずが77銘柄。 市場では「ファーストリテの下げは日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ対象をTOPIX連動型 のみとしたことが影響している。ただ、その他も値下がり銘柄が多く、複数の売り材料が重なっている。米 国株式市場も含め、このところバリュー株優位となっていたリバーサルの動きがいったんストップしている ようだ」(国内証券)との声が出ていた。 <09:57> 日経平均は大幅安、米SLR規制緩和終了と日銀ETF購入見直しが重し 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比570円ほど安い2万9200円台前半で推移している。前週 末19日、大手行を対象にした自己資本規制である補完的レバレッジ比率(SLR)に関する緩和措置を延 長せず、期限の3月末で終了すると米連邦準備理事会(FRB)が発表し、米長期金利をめぐる警戒感から 幅広い業種で売りが先行している。 また、日銀が金融政策決定会合で上場投資信託(ETF)の買い入れ対象をTOPIX連動型のみとし たことを受け、日経平均への指数寄与度が高いファーストリテイリング は2.5%安、ファナック は3.5%安となり、この2銘柄で日経平均を110円ほど押し下げている。 市場からは「日経平均への影響が大きいファーストリテどれだけ下げるかがきょうは注目される。この まま2万9000円台を維持して取引を終了することができるかどうかが焦点となりそうだ」(国内証券) との声が聞かれた。 <09:05> 寄り付きの日経平均は続落、米長期金利動向に警戒続く 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比347円95銭安の2万9444円10銭となり、 続落した。米長期金利の動向に警戒感がくすぶる中、日経平均や米株先物が軟調に推移していることが嫌気 され、幅広い業種で売りが先行している。 また、前週末の19日、日銀が金融政策決定会合で上場投資信託(ETF)の買い入れ対象をTOPI X連動型のみとしたことを受け、日経平均への指数寄与度が高いファーストリテイリング は売り優 勢となっている。 <08:31> 寄り前の板状況、ファーストリテや東京エレクは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー は売り買い拮抗、ホ ンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ は売り優勢 。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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