
日産自動車が9日発表した2020年4~12月期決算は純損益で3677億円の赤字(前年同期は392億円の黒字)だった。四半期ごとの業績を発表するようになった04年以降、この期間で純損益の赤字は初めて。
売上高は前年同期比29・2%減の5兆3174億円、本業のもうけを示す営業損益は1316億円の赤字(同543億円の黒字)だった。
販売台数は278万台で、前年同期の369万7千台から24・8%減らした。昨年12月の世界販売でみてもトヨタ自動車が前年同月比10・3%増、ホンダが同14・9%増と大手が販売を回復させているなか、日産は7%減と落ち込んでいる。
新型車の不足やブランド力の低下が原因として、日産は昨年5月以降の18カ月で12の新型車を投入し、反転攻勢につなげようとしている。これまでに4車種が発売されているが、効果が出るにはもう少し時間がかかりそうだ。(神沢和敬)
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