ハロウィーンの31日、東京・渋谷では仮装した人の姿がまばらだった。例年思い思いのコスチュームに身を包んだ若者たちでごった返す秋の風物詩も、新型コロナウイルスの影響で様変わりした。
渋谷区は感染拡大を防ぐため、来訪自粛を求めており、街頭には「HOME HALLOWEEN」と書かれた看板も設置されていた。スクランブル交差点の近くでは午後6時頃から、マスク姿の警備員が高さ2メートルほどの台に乗り、「立ち止まらないでください」と拡声機で呼びかけ。多くの通行人は集まることなく、通り過ぎていた。
センター街の靴店の従業員(54)は「コロナで客が減っているのは困るが、ハロウィーンは例年混雑しすぎで閉店時間を早めざるを得ない。今年は人出が少なく、トラブルもなさそう」と安心した様子。一方、映画キャラクターに
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