昨日(10月28日)、KDDIとソフトバンクはそれぞれサブブランドの「UQモバイル」「ワイモバイル」で、20GBが4000円程度の値下げプランを発表。菅総理大臣が要求する大容量プランの値下げに応えた格好です。
その一方、動きが見えないのがNTTドコモです。同社の吉澤和弘社長は、本日(10月29日)に開催された決算説明会で、値下げについて『(NTTによる完全子会社化に向けた)TOBの期間中ということもあり、新たな条件が出てくるようなものは言えない』と詳細は明かしませんでした。
一方で吉澤社長は、KDDIとソフトバンクの値下げについて『我々も対抗していかなければならない。具体的にどれくらいの水準で、いつから対抗するかは、さまざまな選択肢の中から継続的に検討している』とコメントしました。
なお、KDDIとソフトバンクはサブブランド(第2ブランド)で値下げを図っています。ドコモもサブブランドを作るのか問われると『さきほども言ったように、さまざまな選択肢の中から対抗策を考えていく。サブブランドだとか、他の手段だとか、メインブランドなのかは全く何も決めていない』(吉澤社長)と述べるに留まりました。
TOB期間中を理由に詳細を語らなかった吉澤社長ですが、TOBを経てNTTによるドコモの完全子会社化は12月1日に完了する見通し。政府の要請に対するドコモの回答は、それ以降に明かされそうです。
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