債券相場は上昇が予想されている。先物相場が夜間取引で堅調に推移した流れを引き継ぎ、買いが先行する見通し。日本銀行による利回り曲線のスティープ(傾斜)化策に否定的な見方が増えていることや、きょうの日銀国債買い入れオペも相場の支えになるとの見方が出ている。
長期国債先物(3月物) | 151円60銭台前半~151円70銭台後半か(前日151円67銭) |
新発10年物国債(361回債)利回り | 0.050%~0.055%か (前日0.055%) |
長期国債先物の夜間取引で3月物は、取引序盤に151円63銭まで下げた後、米長期金利の低下を受けて一時151円69銭まで買われた。その後は小幅安で推移したものの、取引終了にかけて値を戻し、結局は前日の日中取引終値比1銭高の151円68銭で引けた。
市場関係者の見方
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト
- きょうの債券相場はもみ合い強含みとみる
- 30年債入札を終え、日銀の政策点検でのスティープ化策を否定する見方が増え、超長期ゾーンは落ち着いてきた
- 日銀の買い入れもフォローになろう
- 先物中心限月の予想レンジは151円64銭~151円76銭
日銀オペ
- 対象は残存期間5年超10年以下と10年超25年以下、前回の通知額はそれぞれ4200億円と1200億円
- 備考:日銀の国債買い切りオペ結果一覧
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