帰省ラッシュの混雑見られず｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

帰省ラッシュの時期に入っていますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で、空港や駅では例年のような混雑は見られなくなっています。

例年ならふるさとで過ごす人や行楽地に向かう家族連れでにぎわう大阪空港ですが、２７日は昼前、チェックインや手荷物を預けるカウンターではほとんど列ができず、目立った混雑はありませんでした。
全日空と日本航空によりますと、２５日から年明け１月３日までの年末年始の期間に、関西の空港を発着する国内線の予約率は、今月１８日の時点で４０％台にとどまっているということです。
感染拡大やＧｏＴｏトラベルの全国一斉停止によって、予約が減っていると両社では説明しています。
奈良市に住む３０代の夫婦は生後６か月の娘を連れて、長崎県にある夫の実家に帰省するということです。
夫婦は「迷いましたが、初孫の顔を両親に見せたいと思い、帰省することにしました。外出せずに過ごしたいと思います」と話していました。
また新幹線が発着する新大阪駅も乗降客はまばらでした。
ＪＲ東海によりますと、新大阪駅を出発する東海道新幹線の自由席の乗車率は、２７日は上り下りともに３０％以下となっていて、空席が目立っているということです。

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